執行役員からのメッセージ
平素は野村不動産マスターファンド投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、お陰様で本投資法人は2024年8月期(第18期)の決算を迎えることができました。
これもひとえに投資主様からのご支援の賜物と心から感謝申し上げます。
第18期においては、引き続き資産の入替えを進めるとともに、生じた売却益相当額を活用して本投資法人初となる自己投資口の取得と消却(約70億円)を行いました。物件運用に関してもマーケットの追い風を受けて堅調な居住用施設セクターをはじめ、各セクターにおいて着実な内部成長を実現することができております。今後も物件運用を通じた内部成長、資産入替を通じた売却益の獲得による分配金の底上げ並びに自己投資口の取得等の様々な施策推進により、分配金の底上げを目指します。
また、本投資法人が以前より推進しているESG(環境・社会・ガバナンス)分野の活動では、持続可能な社会の実現が本投資法人の持続可能な成長にとって不可欠であるとの認識のもと、2022年10月に「2050年度GHG排出ネットゼロ目標」を掲げたほか、今期においては不動産運用を通じた社会課題の解決を目指し、S分野における新たなマテリアリティ(重要課題)を策定しています。
今後も、マーケット変化の動向を慎重に注視しつつ、引き続き、本投資法人は、パフォーマンス向上への強い意志を持ち、投資主の皆様の期待と信頼に応えるべく資産運用を行ってまいります。
投資主の皆様におかれましては、変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
野村不動産マスターファンド投資法人
執行役員